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【悲報】家や車、服を買えない貧乏な若者が急増|稼ぐ力を上げよう

若者 家 車 服 買えない

 

コギさん
貧乏な若者が増えてるって本当?どうしたら良いの?

 

このような疑問にお答えします。

 

本記事の内容

  • 貧乏でモノを買えない人が増えているのは事実
  • だが世代間の価値観の違いもある
  • 若い世代は間に合う。稼ぐ力を上げよう。

 

 

本記事の信頼性

Twitter(@iwasadaiki)

 

▼筆者の経歴

  • ファイナンシャルプランナーとしての相談経験800回以上
  • 金融ライター、ブロガーとしてお金の記事を300記事以上執筆

 

※本記事は、ファイナンシャルプランナーの僕の経験と偏見を書いたものです(笑)

 

若い人を鼓舞するために書いたものですので、基本的には若い人だけお読みください。

 

 

お金がなくてモノが買えない若者が増えているのは事実

 

 

この動画で成田さんがお話しているのは、若者の格差が広がっているのではなく、全体が貧しくなっているというお話です。

 

実は貧しいのは若者だけではないです。高齢者まで含めてみんなで貧困にむかっていますよね。

 

  • 出生率や労働人口の減少
  • 高齢者を支えるための税負担の増加
  • 新産業の勃興なしの停滞経済

 

様々な問題が山積みで、というか同じ問題が依然として改善に向かわないですね。

 

政府の政策を見ていると、高齢者優遇でもはや改善する気すら感じないですが、政治なんてそんなものでしょう。

 

サービスやインフラこそ整っていますが、今や豊かな国ではないです。

 

日本ではこれからを担う若い人たちですら勢いがなく、鬱や自殺、過労死など暗い社会問題が深刻化しており、どんよりとした停滞感があります。

 

人口も経済も成長中のベトナムにいたときは、若い人も「俺たちには明るい将来がある」「これからの人生を楽しもう!」という勢いが満ち溢れていましたが、日本の若者でこんな人はごく僅かです。

 

収入が低く、生活は苦しい

 

 

実際、若い方の相談に乗っていると、20代前半の若い方で年収300万円くらいの方も多くて、そうすると実質手取り20万円程度です。

 

もし都内に1人暮らしで住んでいたら、支出の内訳はこんな感じでしょうか。

 

  • 家賃:70,000円
  • 食費:50,000円(外食費含む)
  • 交通費:5,000円
  • 通信費:6,000円
  • 水道光熱費:9,000円
  • 娯楽交際費:15,000円
  • 被服費:5,000円
  • 雑費:5,000円
  • 保険:5,000円
  • 貯蓄投資:30,000円

 

上の生活費だと贅沢をしているわけではないけど、貯蓄できるのは月3万円くらい。年間36万円です。正直、全然貯まらないですね。

 

(もうすでに都内に住むことやちょっとした外食が贅沢になりかけているのかも‥。)

 

車なんて買ってる余裕はないし、良い値段する服も買ってる余裕はないです。

 

実際、FPとして若い方の相談に乗っていると「月3万円の貯蓄は結構切り詰めないと難しい」という方はそれなりの割合いらっしゃいました。
ダイキ

 

大企業だと家賃手当もあり、年収も高いので、もっと余裕はありますが、中小企業だとこんな感じの方も多いはずです。

 

 

ただし、家も車も服も"見栄では買わない"という価値観

 

 

 

買えないのも事実なんですが、若い人の中にはあえて買わないという人も多いです。無駄遣いという認識ですね。

 

ここは特に年上の40代後半以降の方にお伝えしておきたいところ。

 

今の若者と確実に世代間で価値観の違いがあります。

 

それは「見栄で買ったものの自慢はちょっとダサい」という認識です。

 

▼若い人の認識

  • マイホームで35年ローンはリスクが高い
  • 車はレンタカーやカーシェアで十分
  • 高額なブランド服や時計を自慢するのはダサい

 

上の世代の方は「俺、こんな良い車乗ってるぜ!」「背伸びしてマイホーム買っちゃたよ」「この時計イケてるやろ」というのが一つのステータスでした。

 

実際、僕も古い体質の大企業に努めていたことは、上の世代の方によくこの手の自慢をされました。
ダイキ

 

でも(若い世代の)内心はこうですよ。

 

「(自分より仕事できないし、スキルもなくて、稼ぐ力もないのに)すごいですね。(車自体は)かっこ良い。(でもそれってあなたの魅力じゃないよね。)

 

結局、どんなに高いものを買っても、その人の実態(収入や実力など)と、購入するものが伴っていないと、ただ見栄を張ってるだけに見えてしまいます。

 

若い世代は、ものにあふれる時代に生まれて、所有することに価値を感じていないので、自分自身の価値を高めてくれる経験や発信などに時間とお金を注力している傾向です。

 

お金で買えるモノにステータスを感じていない」って感じですかね。ある程度のお金を貯めれば誰でも買えるものに希少性はないですしね。

 

他人からの見られ方は必要以上に気にしてませんが、SNSなどでは気を遣っているように思います。

 

また、「みんなと同じが幸せではない」という認識なので、「自分が幸せになれるお金の使い方はなにか?」をしっかりと考えている印象です。

 

 

若い世代は、時間と素直さがあれば豊かになれる。

 

 

20代や30代前半の世代は「君たちの老後やばいよ」と結構な頻度で煽られてきたので、良い悪いは別として比較的お金に関心があり、倹約思考な人が多いです。

 

傾向としては、節約して貯める力と資産運用で増やす力はありますが、一番大事な自己投資をして自力で稼ぐ力がある人が少ないです。

 

本業以外で大変な思いをしたくないのはわかりますが、3000万円貯めるまでは、複利でも月3万円では年36万円しか投資できないので、30年以上かかります。

 

稼ぐ力を付けて毎年300万円貯められる人のほうが圧倒的に早いです。

 

10代は、学校で投資や英語、プログラミングも学習する時間があるので機会としては恵まれているなという感じ。

 

これから衰退する日本で暮らすのは大変だけど、英語とプログラミングができれば日本から抜け出すことが選択肢に入ります。

 

多分一番やばいのは、若くないけど年老いてもいない人ですね。危機感が少なく、貯蓄も少なく、年金も大してもらえないし、海外に逃げることもできない人たちですね。

 

若ければ時間があるので、新しいスキルを付けることでいくらでもやり直せるのですが、50代以上の方の相談で「貯金200万円です」とか言われたときは、何も提案できることがなくて、結構絶望しました。

 

40代くらいから何十年と染み付いた自分のやり方を変えるのが難しくなり、独立しても失敗しやすいです。

 

収入を上げるためには、新しいことに挑戦したり、希少性が高いスキルを身につけるので、勇気がいることですが、若ければ若いほど失敗してもやり直しが効くので良いです。

 

 

ラクな方に逃げず、地道にコツコツ稼ぐ力をつけよう

 

 

ということで、家が買えなくても車が買えなくても高級な服が買えなくても、幸福度は下がらないし、特に問題は有りません。

 

ただ、節約をして60歳までコツコツ積立投資をしているだけでは「今を楽しむこと」はできないので、ちょっともったいないです。

 

途中で死んじゃったり、大きな病気になってしまったりしたら、健康な老後生活も楽しめないし、残念です。

 

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結局すべてをバランス良く手に入れるために必要なのは、起業や副業で自力で稼ぐ力を高めたり、または市場価値を上げて転職し給与を上げるなどして、収入を一定レベルまで高めていくことかなと。

-思想