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【悲報】ファイナンシャルプランナー(FP)資格は転職ではほぼ役に立たないが実生活で有益

 

コギさん
FP資格を取ろうか迷っています。取れたら転職で有利になるかなー。

 

このような疑問にお答えします。

 

本記事の内容

 

  • FP資格は転職で意味がないし年収も上がらない|その理由
  • 【朗報】FP資格は自分の人生設計ではとても役に立つ

 

 

本記事の信頼性

 

こんにちは。ダイキ(@iwasadaiki)です。このブログ記事では、現役FPの僕がFP資格の有用性について紹介します。
ダイキ

 

結論からお伝えすると、FP資格はあくまで資格の1つであり、独占業務ではないので一定の知識量を証明するだけに過ぎません。

 

つまり保有していても直接的に年収が大きく上がるような恩恵を受けることはないです。

 

とはいっても、FPの資格は、生きる上で使えるお金の知識が満載なので勉強する価値はあります。

 

 

FP資格があっても年収は上がらない&転職でも役に立たない

 

 

不動産業界なら宅建を持っていると月収が数万円上がるというケースもありますよね。

 

でも、FP資格は保有しているだけではプラスになることはほぼありません。

 

その理由は単純明快。

 

  • FP固有の独占業務がないから
  • 勉強すればすぐ取れる(=皆持っている)から
  • お客様もFPという資格をよく知らないから

 

ないよりはあったほうがいいですが、それはどの資格でも同じ。独占業務でない限り、あまり転職には関係ないです。

 

資格を持っていて能力の低い人よりも、資格がなくても実務経験や能力が高い方が選ばれます。

 

FPに独占業務はない

 

 

FPを取得しても独占業務がありませんので、それだけで仕事がジャンジャン入ってくることはありません。

 

ちなみに下記のような業務は一般的な説明にとどまり、FPが個別具体的なアドバイスをすることはできないです。

 

  • 税金→税理士
  • 投資助言→投資助言業
  • 社会保険→社労士

 

実際、僕も顧客の相談で税務の込み入った相談の場合は、税理士さんと一緒に行きますし、不動産の具体的な相談の場合は、不動産の担当者につないでいます。

 

勉強すればすぐ取れて金融機関の人は皆持っている

 

 

FP資格は金融機関に入社すると、新卒1年目でみんなとります。

 

3年目くらいまでに2級も取ります。なので、ぶっちゃけみんなが持ってる資格です。

 

みんなが持っている資格は希少性が低く、競争力もないので、悲しいことに人材としての価値を上げることはないんですよね。

 

1級の難易度は高いが市場価値は高くない

 

 

FP1級を持っているからといって転職で優遇されることはほぼないです。

 

そして重要なことですが、2級だろうが、1級だろうが、お客様はあまり気にしてません。そもそも1級と2級の間にどれくらいの難易度の違いがあるかも知りません。

 

その人に知識と実力があれば、資格はほどほどでいいんです。

 

(あとで紹介しますが、1級ですらカンタンに取れるルートがあります。)

 

【朗報】FP知識は生きる上で有益

 

 

FP資格はあまり役に立たない話をしてきましたが、それは転職や起業という面での話でして、自分の人生設計をする際には、とても役に立ちます。

 

というのが、FP試験の勉強では、生きる上で避けては通れないお金の知識を得られるからです。

 

▼FPで学べる内容

  • 資金計画
  • 保険
  • 資産運用
  • 税金
  • 不動産
  • 相続

 

個人的な感覚ですが、FP知識の有無で、人生全体で見ると数千万円は得すると思います。

 

これだけでも取得する価値は十分にあります。

 

FP3級と2級は独学でカンタンに取れる

 

 

FP3級とFP2級は独学でカンタンに取得できます。

 

1番手っ取り早く身につく勉強方法は、実際に投資や保険などの金融商品を数百円、数千円の少額からでも使ってみることです。

 

下記のようなお金回りの疑問点をご自分のケースで考えてみると、自分事としてすんなり知識が入ってきますよ。

 

  • 今の家族構成で最適な保険は?
  • 賃貸の火災保険はどうなってる?
  • 家を買うならどうやって買うのがお得?
  • 税金を抑えるならどんな手段がある?

 

自分の人生と紐付けて、無駄なお金を取られないようにするにはどうしたらいいか?を考えていくと「あーこうすれば良いのか!」と楽しみながら自然と身に付きます。

 

 

難関の1級でもカンタンに取れる裏ルートがある

 

 

上記の方法を使えば、1級の合格率といえど9割でしょう。むしろ2級よりカンタンです。

 

(ちなみに僕はこの方法ですらめんどくさくて1級はとってません。取れるのがわかるとやる気が落ちる。)

 

FP取得で使いたい参考書や問題集

 

 

FP3級の内容は、一般常識レベルの問題もかなり含まれており、まず過去問を反復してわからないところを潰していけば合格します。

 

その上で問題を解いていてわからないことを確認します。確認用のおすすめ参考書は、TAC出版から滝沢ななみさんのみんなが欲しかった!FPの教科書」です。

 

図解が豊富でとても分かりやすいです。

 

FP2級も3級の基礎知識があれば、細かい知識を足す程度なのでそこまで難しくありません。

 

勉強方法はシンプルで、同じように過去問を解いてわからない部分を参考書を読んだり、YouTubeを見たりして確認します。

 

勉強が苦手な方ほど「参考書を読む→過去問を解く」という逆の流れで勉強してしまいますのでご注意を。

 

問題集は、中古で2〜3年前の過去の物を安く購入しても良いですが、できれば直近の税制度の変更や金融情勢が反映されている最新版を使うのをお勧めします。

 

当ブログの記事を読み進めていただくだけでもある程度の知識は手に入ります。

 

資格を取得したら稼げる実力をつけよう

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

最後にお伝えしたいのですが、資格はあくまで知識の証明でしかないです。稼ぐことができる実力をつけましょう。

 

  • どこで助けを求めるお客様に会えるのか?
  • 自信を持ってお客様に喜んでもらえるにはどうしたらいいのか?

 

こういったことを念頭に置いてFPの仕事をしていきましょう。

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