
このような疑問を解決します。
▼本記事の内容
- 固定費を削減する3つのメリット
- 今すぐ見直すべき固定費【5つある】
- できれば節約したい固定支出:NHKと新聞
- 《付録》固定費削減のチェックリスト
▼本記事の信頼性

全て取り組んでいただければ、無駄な支出を削減し、年間100万円の貯金をすることも結構カンタンです。
最後に固定費削減チェックリストをつけてますので、ご自分の状況に合わせてご活用ください。
固定費を削減すべき理由:家庭の経営状況を改善

企業なら不要な固定費は必ず削減しますよね。
ご家庭でもやることは同じです。しっかりと管理をしないと無駄なお金が垂れ流し状態になっていることがあります。
僕は食費やレジャー費などの変動費ではなく、毎月ほぼ一定の固定費から削減することをおすすめしていますが、その理由は以下です。
- 削減できる金額が大きい
- ストレスが少ない
- 生活水準を下げないでOK
①削減できる金額が大きい

固定費は、変動費に比べると毎月の金額が大きいものが多いです。
家賃や車、保険、通信費など月に均すと数万円は払っているでしょう。
つまり、固定費は支出に占める割合が大きいので、見直すと削減効果が大きいのです。
②ストレスが少ない

変動費の削減は、食費やカフェ代など、毎日「少しの我慢」が必要です。
これが少しずつストレスになり、積み重なった結果

となってしまう方が多いです。
一方、固定費の場合は、例えばガス会社を切り替えるだけで安くなります。その後はいつもと同じ生活です。ガスのことなんて意識すらしません。
こうなるとストレスがないのに

という楽しさすらあります。
③生活水準を下げないで良い

固定費削減の1番のメリットは「生活水準を維持したまま」削減できることです。

は戻りたくはないでしょう。
ですが、これから紹介する固定費削減のコツは、生活水準を下げずに取り組めるものばかりです。
今すぐ手をつけたい固定費の削減案【5つ】

なるべく早く見直したい固定費は以下です。
|
放置した時間だけ支出として出ていきますので、鉄は熱いうちに打ちましょう。
①住居費削減のコツ(月2万円以上)
- 家賃の手頃なエリアを選ぶ
- 一人暮らしならルームシェアやシェアハウスもあり
利便性と賃料を両立できるエリアを選ぶ

例えば、一口に東京23区と言っても賃料相場は全く異なります。山手線の内側から少し外れ、外側にいくだけでも数万円安くなることもあります。
また、「このエリアはワンルームは安いけど、ファミリー向けは高い」という地域もあります。
ホームズなどで確認してみましょう。
一人暮らしならルームシェアやシェアハウスもあり

一人暮らしの方は、複数人で済む場合に比べて一人当たりの家賃が高くなりがちです。
2人で済めば1人5万円で住んだり、シェアハウスを活用すれば都心でも4万円代で快適に暮らすことができます。
注意ポイント
引っ越しは、費用がかかります。それも計算した上で決めましょう。
②車関連支出削減のコツ(効果:月2万円以上)

できれば車は手放してください。
下記のようなお金が出て行く、かなりの金食い虫です。
|
普通車なら、少なくとも月平均3万円は出ていくことでしょう。
手放すことが物理的に難しい方は、税金や保険料の安い軽自動車を検討してみてください。
それだけでも年間10万円以上は変わります。本気なら検討できるはずです。
自動車保険を削減したい方は、こちらの記事をお読みください。年間3万円以上の削減効果ありです。
こちらもCHECK
特に鉄道網が整っているエリアにお住いの方は
|
このようなサービスを利用して、固定支出にならないようにしましょう。
③保険料削減のコツ(効果:年間数万円)

保険には大きく分けると2種類あります。
- 生命保険(死亡、医療、介護)
- 損害保険(火災、自動車など)
生命保険
生命保険は、見直す前(または加入する前)に、これだけはチェックしておきましょう。
✅保険に入るなら確認すること
・健康保険
①傷病手当金
②高額療養費制度
③限度額適用認定証
④付加給付・遺族年金、障害年金の受給額
・会社の弔意金や死亡退職金
・ローンの団体信用生命保険の有無
・資産額そもそもあなたは保険必要?必要ならいくらカバーすればOK?
事前に確認しましょう— だいき@海外在住FP (@sekaitabi_iwasa) January 27, 2020
もちろん無駄な生命保険は、削減対象になります。
特に漢字名の大手生保で全部詰め込みのパッケージ型の保険に入っている方は要注意です。
このような方は、無駄な保険や特約にセットで入ってしまっている場合が多いです。
必要補償額を算出し、無駄な保険を削るようにしましょう。
損害保険

損害保険は、家の契約時や自動車の購入時に、ほぼ内容の確認なしで契約している場合が多いです。
そのため、不要な補償や特約まで契約している方がほとんどです。
実はこの2つ(自動車保険と火災保険)を見直すだけで年間数万円を生み出すことが可能です。
火災保険を大幅に削減したい方は、年間数万円の削減効果があるこちらの記事をお読みください。
こちらもCHECK
-
-
【払いすぎ】火災保険の風災と家財がほぼいらない理由|FPブログ
続きを見る
④通信費削減のコツ(効果:月5,000円以上/人)
通信費を月8,000円以上払っている方は必見です。

通信費には
- スマホや携帯電話
- 固定電話
- 家のネット回線
- ポケットWi-Fi
などがあります。
これだけスマホや携帯電話が普及した時代に、固定電話は不要でしょう。
また、家の固定ネット回線の代わりに、どこにでも持ち運べてPCもタブレットもスマホもつなぐことができる通信量無制限のポケットWi-Fiを活用することもできます。![]()
この場合、通信は無制限のポケットWi-Fiに接続するため、スマホは最低限の通信プラン(1,000円程度)で大丈夫です。
- 通信量無制限のポケットWi-Fi:月額3500円程度
- 格安SIMの最安値プラン:月額1000程度
全ての通信費を合わせて月4500円ほどで済ませたいところです。
ちなみに僕はポケットWi-Fiは、縛りなしWi-Fiを元々使っていました。
縛りなしWi-Fiの特徴
- 契約期間の縛りなし
- 月額3300円(13ヵ月目以降は2800円)
- 月間通信制限なし
今は海外にいるので使ってませんが、2年縛りなしでこの内容はとても優秀なので、また日本に戻るときは使います。
格安SIMの業者は、個人的にはどこでも問題ないのですが、僕が使っているのは楽天モバイルです。
ポイント
- 主要都市に店舗あり
- 最安で月980円、誰でも1480円
- 10分間通話し放題
- 低速(1Mbps:SNSをいじれる程度)なら通信無制限(テザリング可)
- 楽天ポイントが貯まり、期間限定ポイントを消化できる
こちらもCHECK
-
-
【結論】現在ベストの通信環境は楽天モバイルのポケットWiFi&マイネオSIM
続きを見る
スマホの乗り換えは、今のキャリアの違約金やMNP手数料(約3,000円)と比較しても、損益分岐点は早くて2ヵ月、遅くても4ヵ月程度。すぐに元が取れます。
⑤光熱費削減のコツ(効果:年間3万円以上)

水道は公営のため大きな節約は難しいです。でも、電気代とガス代は自由化されており、業者を切り替えることで毎月の費用が安くなります。
一人暮らしの場合は、元の支出が小さいため、そこまで大きな削減効果は見込めないですが、それでも電気とガスを合わせて年間数万円削減できる可能性があります。
使用量の多いご家庭は、年間3万円以上の削減効果も期待できます。
では、何をすればいいかというと、業者を比較し、安い業者を見つけましょう。
電気代は、一括見積もりで最安の業者に切り替えます。
こちらもCHECK
-
-
【怪しい…】電力比較サイト"エネチェンジ"の評判や口コミは?ブログで徹底解説
続きを見る
ガス代も同じように、一括見積もりで最安の業者を見つけ切り替えます。
ちなみに、プロパンガスの業者比較で年間26,000円の節約した僕の実家の事例はこちらです。
こちらもCHECK
-
-
【体験談】プロパンガスは高すぎる!!やめとけ→避けられないなら徹底比較で超節約
続きを見る
できれば節約したい固定費2つ
新聞とNHKははっきり言って無駄な支出です。できる限り削減しましょう。具体的なアイデアを紹介します。
①新聞

新聞の情報は、ネットでいくらでも同じものを得られるし、日経テレコン(楽天証券版)も楽天証券の口座開設すれば、アプリで見れます。
こちらもCHECK
そもそも日本の報道は立場を示さずに、かなり偏った切り取り方をしているので、知らないうちにメディアの導きたい方に誘導されます。
SNSや海外の報道機関からも情報を多角的に仕入れた方が良いですね。
②NHK

TVはお金の面でも時間の面でも、人生の無駄なので、極力捨てましょう。笑
なんとなくTVを見ている時間はかなりもったいないです。
本当に見たいものがネットでは見れなくてTVでしか見れない、しかもそれが人生の幸福度を上げているなら、もちろん残してもいいのですが、ほとんどの場合そうではないと思います。
その分、自分の好きなことに当てれば人生が豊かになり、コストも削れます。
NHKは1ヵ月2,000円程度で、年間24,000円です。平均的な日本人だと2日分の労働に見合う給料に相当しますが、2日間もNHKのために働きたいですか?
こちらもCHECK
固定費を削減するデメリット:なし

固定費を削減するデメリットはないです。計算や手続きが若干めんどくさいだけです。笑
ただし、生活水準が落ちないように、固定費を削減するのがコツです。生活水準が下がると、ストレスが溜まり続かないことが多いです。
固定費で無理なく年間100万円削減できることは、年間100万円の利益を得るようなものです。
最後にチェックリストを載せておきますので、参考にしていただきながら、一つ一つ無駄な固定費を削っていきましょう。
固定費削減チェックリスト
ブックマークやスクショなどして一つ一つこなしていきましょう。
| 大項目 | 中項目 | 小項目 | 削減方法 | 対策効果 | ✅ |
| 住居費 | |||||
| 車 | 本体 | 本体代 | |||
| ローン金利 | |||||
| メンテナンス費 | |||||
| 車検 | |||||
| タイヤ交換 | |||||
| 関連費 | 税金 | ||||
| 保険 | |||||
| 駐車場代 | |||||
| ガソリン | |||||
| 保険 | 損害保険 | 火災保険 | |||
| 自動車保険 | |||||
| 生命保険 | 生命保険 | ||||
| 医療保険 | |||||
| 通信費 | スマホ | 格安SIM | |||
| 固定電話 | 不要 | ||||
| ネット回線 | ポケットWifi | ||||
| 水道光熱費 | 電気 | ||||
| ガス | |||||
| 新聞 | 楽天証券 | ||||
| NHK |