
元ローン社員社員が解決します。
▼本記事の内容
- 後払いやカード、ローンの審査は今後しばらく通らない理由
- 【クレカ保有者向け】分割払いやボーナス払いで後払いができる(※リボはダメ)
- 【吉報】審査通過率の高い《デポジット式クレカ》がおすすめ|審査落ちの人でもOK
▼本記事の信頼性

Twitter(@iwasadaiki)
本ブログ記事では、元ローン会社で審査の部署にいたこともある僕が、PayPay後払いの審査に落ちてしまった方でも分割や後払いが利用できる方法を紹介します。
本記事で紹介する内容を実践いただければ、あなたも後払いや分割払いを利用できるはずですので安心してください。
しばらくは後払いや分割払いサービスの利用が厳しい理由

最初に悲報ですが、直近でPayPay後払いの審査に落ちてしまった方は、PayPay後払いやPaidy後払いなどの他の後払いサービスの審査に再度申請しても、通過することはしばらく難しいです。
PayPay後払いの利用限度額は、車などに比べると高い金額ではないので「収入や支払い余力が足りなくて落ちた」という方は稀で、ほぼいません。
そのため、PayPay後払いの審査で落ちる原因は主に下記だけとなります。
- 携帯やスマホの支払いで、遅延や踏み倒した履歴がある
- カードやローンで、支払いの遅延や踏み倒した履歴がある
- 破産や債務整理の手続きをした履歴がある
- 短期間に後払いサービスや消費者金融等に複数の申し込みをしている
- 年齢が申込基準に達していない
- 申込時の記載情報が少ない
- 記載情報に判定可能な明らかな虚偽がある
- クレカやローンを初めて利用する(信用がない)
- 現在キャッシングの利用残高がある
- 多重のローン返済がある
- 支払い余力がない(車のローン枠が数百万円など)

でも、実はスマホの分割代金も含まれており、外部の信用情報機関に遅延者として登録されます。


▼支払い遅延に対してのスタンス
- 1回分の支払い遅延:少し遅れても確実に支払っているならセーフ。
- 2回分を連続で支払い遅延:ほぼ確信犯。そのローン会社の審査は今後難しい。
- 3回分を連続で支払い遅延:支払う気なし。外部信用情報機関に登録。他社ローンやカードも困難。
ローンやクレジットの審査は、年収や勤務先、支払い余力、その他の様々な要素を総合的に見て点数をつけて判断しますが、支払い遅延している履歴がある人には特に厳しいです。
後払いや分割払い系の仕組みは、一度申し込みをすると、6ヶ月ほど外部の信用情報機関に申し込み履歴が残ります。
そして、一般的には、落ちたあとすぐに別のサービスを利用しようとすると「この人はこの会社で審査に落ちたからうちのサービスに申し込みに来たんだな。」と警戒されます。
ペイペイ後払いの審査に落ちた人でも分割後払いで購入できる2つの方法

PayPay後払いに落ちてしまった方でもまだ利用できる後払いや分割払いの方法があります。それが下記です。
- 【クレカ保有者向け】クレカの分割払いやボーナス払いを活用
- 審査に落ちた方でも高確率で作れる【デポジット式クレカ】を使う
解決策①:クレカ保有者なら分割払いやボーナス払いを使おう|手数料はこれだけ

現在クレジットカードを保有している人はラッキー!今後も支払いが遅れないように大切に使ってくださいね。
クレカ保有者なら支払いを分割にしたり、ボーナス払いが使えます。今すぐ一気にお金が出ていかないのでおすすめです。
クレカの支払い方法の違い
- 分割払い①:2回の分割までなら手数料は無料。
- 分割払い②:3回〜36回程度で支払いを分割できる。分割回数を後から変更できない。分割手数料(15%)がかかる。
- ボーナス払い:基本1回払いだが支払いをボーナスの時期にずらせる。手数料は無料が多い。
- リボ払い:毎月定額支払い。途中から支払い額の変更もできるが、金利がやばい。
2回までの分割払いや、ボーナス払いは手数料がかからずに、支払いを後に回せるのでおすすめです。
クレジットカードの支払い時に「一回払いで良いですか?」と聞かれるので、「いえ、2回払いでお願いします。」と言うだけです。
分割払いは3回や6回なら年率15%の手数料です。15%というと高そうに見えますが、期間の短い3ヶ月や6ヶ月だと、実はさほど大きな手数料にはなりません。

参考
- 10万円を3回で分割払い
→34,310円×1回と34,100円×2回=合計102,510円 (手数料は2,510円) - 10万円を6回で分割払い
→17,420円×1回と17400円×5回=合計104,420円 (手数料は4,420円) - 10万円を12回で分割払い
→9,310円×1回と9300円×11回=合計108,310円(手数料は8310円) - 10万円を36回で分割払い
→5,800円×1回と3,400円×35回=合計124,800(手数料は24,800円)


注意ポイント
リボ払いは使わないようにしましょう。少額の支払いにするほど金利支払いが増えて元金が減りません。
審査に通りやすいクレジットカードとして「楽天カード」を紹介していますが、ローン審査に落ちてしまった方は直後ということもあり、発行は難しいです。
解決策②【最後の砦】事前入金式クレカ:Nexusカード

| 年会費 | 発行手数料 | ポイント還元率 | 国際ブランド |
| 1375円税込 | 550円税込 | 通常0.5% | |
- デポジット(事前入金)した金額分を利用可能
- 最小入金額5万円、最大入金額200万円
- 分割払い(〜24回)やボーナス払い(7月、12月払い)が利用可能
- デポジット式なので審査通過率が高く、使い過ぎを防止できる
▼Nexusカード公式HP▼
◎信用履歴の改善にベストな1枚◎
「クレジットカード持ってないし、作れない」という方の最後の砦がNexus Cardです。
Nexus Cardは、まだ認知度が高くないため、口コミも少ないですが「自己破産経験者でも審査に通った!」という喜びのツイートが多いです。
Nexusカードの審査が通りました。
デポジット式とはいえこれでやっとクレカを持つことができます☺️
マイホーム購入に備えてクレヒス修行頑張ります^ - ^
もちろん節約も💡💡— 自己破産経験者 (@67nTMNP31Z5qrxm) January 27, 2022
そういえば昨日、デポジット型クレカのネクサスカードを申し込んでみました。
今年からクレヒス積んでいきます。 pic.twitter.com/o1dLba38bt
— たいち@自己破産でも貯金80万 (@taichi9119) January 29, 2023


なによりお勧めなのは、クレジットヒストリー(支払い実績)を改善できる点ですね。
現在クレジットカードを作れない方は、今後再度カードの審査に挑戦するときのために、このカードを利用して良い支払い履歴を作っておくのが無難です。
【本音】一般人は消費者金融やカードローンは絶対に使うな。

最後に元ローン会社の人間として、これだけは伝えておきたいです。
現金をすぐに借りられるカードローンやキャッシングを利用することもできますが、やめておきましょう。
本記事のアフィリエイトとしてうまい感じで紹介できますが、あなたを破滅させるだけなのでしません。他の記事でも1つも紹介していません。
経験上、キャッシングやカードローン、そしてクレジットカードでも金利の高いリボ払いに手を出してしまった人のほとんどに待っているのは破滅です。

金融リテラシーが低かったり、現在の自分の経済状況を理解していない方が圧倒的に多いです。

もちろん、このご時世にお家に行って「ドンドンッ」的なことはしないですよ。
ただ、裁判ではローン会社が負けないように契約書に勝てる要素が細かく書いてあるので、契約者はどんな理由があっても100%勝てません。
本記事を読んでくれた方に、そうなって欲しくはないです。
クレジットカードを普通に使うだけなら、支払いの利便性を高め、良いクレジットヒストリーを作ることができ、あなたの信用力もアップします。
そのため、例えば、お家を賃貸で借りる時、住宅ローンや教区資金のローンを組むときなどに有利に働きます。
できる限り後払いの支払い方法はクレジットカードまでに留めておいてください。