本記事の内容
- ☆人生に飽きたときにしたいこと
▼本記事を読んだ先には…
- 飽きていた人生に少し楽しさが見つかる
- 飽きが来たときにやると良いことがわかる
人生100年時代へ突入。長い。長過ぎる。
現時点で男性の平均寿命が80歳。おそらく今30代の筆者が60歳位になったときの平均寿命は84歳くらい。
女性は現時点で87歳。そして今年生まれた子の平均寿命なんかは100歳を超えるはず。
僕は日々に絶望もしていなければ自殺願望もない。仕事も楽しいし、経済的な不満もない。
しかし、齢33にしてすでに「まだ50年近く生きるのか。長い。」と感じている。20代の方はもちろん同世代の方、そして40代の方ですら長いと感じているのでは。
毎日毎年新しい事業に挑戦して日々楽しんでいる。
しかし、それでも長い。
何が長いと感じさせるのか
日常。同じことの繰り返し。変化のなさ。難のなさ。慣れ。
よくよく考えてみると、ある意味、順風満帆ともいえるし、明日を生きられるかわからない戦時中と比べると幸せすぎることなのかも知れない。
そしてもう一つ重要なこと。「経験値」。
大人になると経験値が増えて、どんな事が起きても大体こんな感じねと予測もできてしまうから目新しさがない。
小学生のころに人生が長いと感じたことはないです。小学生はあと80年くらい残ってるんで「人生長いなー。」と感じていてもおかしくはないはず。
でもそんな1度も考えたことはない。なぜか?
初めて経験することが毎日ある。毎日が違う日、毎日が新しかったから。そして今に集中しているから。
飽きたときの対策→新しいことに挑戦
人生や仕事に飽きてきたときによくやるのが、まだやったことのないことをしてみること。
大小に限らず未知のことに挑戦をするのが、飽きのない変化のある人生になるのでは?
なにかに飽きるのは当たり前で、その都度また楽しく楽しめることを探していく。
飽きたらまた新しいことを始めてまた飽きたら新しいことを始める。その繰り返し。
誰にでも「苦労したくない」「辛いことや大変なことはしたくない」「失敗したくない」という気持ちはあるものの、何もしないで人生に飽きてる状態のほうが、実はつらかったりする。
その心理的ハードルを乗り越えて、何か新しいことを探したり、挑戦したりする以外で、その飽きは解消されない。
余談:子どもがいれば2週目に突入できるらしい
子どもがいる友人に話を聞くと、子どもの体験を自分の体験と重ねて2回目の人生を楽しんでいる様子。
昔の自分を思い出しながら、全く異なる子どもの人生が面白いようだ。
とはいえ自分の人生がつまらないからといってそのために子供を産むのはおすすめできないが、子どもがいる人は口を揃えて「人生が変わった。子どもが最優先の人生になった。」という。
子どもを持つ機会があれば、2回目の異なる人生を楽しめるかもしれない。
そして、子どもが独立したらまた自分の人生が始まる。退屈な人生にならないためにはどうすればいいのか。
人生は壮大な暇つぶし。熱中できることを探せ
子どもがいる方はまずは子どもとの人生を目一杯満喫し、子どもがいない方友人やパートナーとなにか熱中できることを探してみてはいかがだろうか。
小学生の頃にドンキーコングやポケモンにドハマリしたように、そして受験勉強や部活に明け暮れていたように、なにか熱中できることを探すのが、このあとの長過ぎる人生を楽しむ鍵になる。これは間違いない。
「気づいたら今日も終わってしまった。」と思えるほど、何かに没頭できた日の幸福感ときたら凄まじいものがある。
僕は大人が熱中できることは「仕事」だと思っている。仕事は飽きたら変えればいい。新しいことに取り組んでみると新しい発見がある。
商品やサービスを買ったり使ったりして得られる楽しさは長続きしない。
このあとは、人生に飽きたときに人生をもう一度見直すために良い方法を紹介したい。
Netflixで映画を見ても、美味しいご飯を食べても一時的には楽しいが、結局それは誰かが用意してくれたものだ。必ず近い内に飽きる。
本を読む
本を読んでみると良いヒントが得られる。そして人生に飽きた人はあなただけではないというのがわかるはず。そして彼らがどうやって退屈しのぎをしているのかもわかる。
100年時代の生き方の参考になる本としては、「ライフシフト」がある。
タイトル | LIFE・SHIFT(ライフシフト)100年時代の人生戦略 |
著者 | リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット |
出版社 | 東洋経済新聞社 |
発売日 | 2016/10/21 |
配信日 | 2020/01/31 |
再生時間 | 13時間22分 |
ページ数(参考) |
407ページ |
ナレーター | 中村悦子 |
ジャンル | ビジネス、マネジメント |
価格 | Audibleで聴き放題、紙1980円、電子版1782円 |
レビュー数 | 1458件(2022年1月時点) |
レビュー評価 | ☆4.1(2022/1現在) |
ライフシフトってどんな本だろうか?
端的に表現すれば、新しい人生の生き方を示している本という感じ。
100年時代を生きる僕たちは今まで通り60歳や65歳で引退して、悠々自適に老後生活を楽しむことはできない。ではどうすれば?という衝撃の内容。
▼本書はこんな人におすすめ
- 40代より下の世代
- 変化の激しい時代をうまく生き抜きたい方
- 人生100年時代をどう生きるかヒントを得たい方
- 金融資産以外の資産も作りたい方
旅に出る
旅では、非日常やトラブル、困難な状況を味わえる。
現地の人との交流や旅先で出会う人との交流から人生を見つめ直す機会になるはず。
先進国ならまだ見ぬ新しい事業やサービスに出会えたり、発展途上国なら生きるエネルギーや貪欲さがもらえたりも。
僕も定期的に海外への旅に出ている。1週間とかじゃなくて30日以上の長旅へ。いままでで一番良かったのはサンティアゴ巡礼旅。これは人生に飽きた人にマジでオススメしたい。
映画を見る
ぱっとしないけど旅に出るのも新しいことをするのも億劫だという人には、人生に感動やインパクトを与えてくれるような名作映画を見てみるのはいかがだろうか。
きっかけにはなる。
ハッとするような気付きが得られたり、人生まだ楽しみ尽くしてはいないよなと。
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余命のある方の話を聞く
保険の仕事していたので、がん患者の話を何度か聞きに行ったことがある。それが人生のヒントになったり。
ステージ4の人にとっては「明日が来るのかはわからない」という状況。
そんな彼らが何を考えてどう生きているのかを知ってみると、自分の人生になにかヒントがあるかも。
「あなたが死にたいと思った今日は 昨日死んでしまった人が生きたいと願った明日」という言葉もある。
当たり前のように来る今日も明日ですが、もし1ヶ月後に死ぬとわかったらどうだろうか。残り30日間。
親孝行、友達とおしゃべり、家族とご飯。なにかしておきたいことはあるだろうか。
やりたいことリストを作成する
定期的にやりたいことを書き留めており、なんか飽きてきたなーと思ったタイミングで見直している。参考までに一部をご紹介すると、
- ICLで視力回復&妻にプレゼント
- 車で日本一周の旅
- エジプトピラミッドを見る
- 犬を飼う
- サンティアゴ巡礼の別ルートに行く
- めっちゃうまい肉を食べる
定期的に見直してるうちに次にやりたいことが出てくる。
新規事業を始める
これは僕の退屈しのぎの方法の中でも一番オススメの方法。
今では仕事も自由に好きなことをしていますが、それでも3年間毎日やっていると飽きてきます。
なので定期的に新しい事業を始めてます。今まではこんな感じで推移してきました。
カード会社2年→金融機関FP3年→ブロガー4年、並行して輸入業3年、並行して大家業4年
最近はYouTubeも始めた。わからないことばかりの中で動画を出しているが、コメントで応援してもらったり、「この動画を見れて本当に良かった」と言ってくれる人もいて、生きてる感じがする。
新しい事業を始めるときってドキドキワクワクして生きてる感がすごい。楽しい。
副業から小さく始めてみるのもおすすめ。
長いけどあっという間。やりたいことをやり尽くそう。
人生は長いけどあっという間。一時的に飽きることもあるでしょう。
そんなときにぜひ本記事を見て頂いてご自分の人生の楽しみ方を見つけて貰えればと思います。