
このような悩みを解決します。
▼本記事の内容
- ドルコスト平均法とは?リンゴでわかりやすく解説
- 一括投資vsドルコスト平均法
▼本記事の信頼性

Twitter(@iwasadaiki)
こんにちは。ファイナンシャルプランナーのダイキです。最近投資に関心を持つ方が増え、このような声をよくお聞きします。
投資の世界に絶対に勝てる手法はないですが、今回紹介するドルコスト平均法は初心者にとっては「オセロで四隅を取る」ようなイメージです。
初心者の方でもかなり負けづらくなる方法です。
本ブログ記事を読み終えたころには、投資に対する不安や心配は払拭されているはずです。
ドルコスト平均法って何?→勝間和代さんも推奨する積立投資のやり方

ドルコスト平均法とは「定期的に一定額を投資する方法」です。毎月の積み立て投資とかで使われてますね。
名前の由来は「Dollar-Cost Averaging」を直訳したものです。

Youtubeで勝間和代さんも紹介している投資手法方法です。
では、このドルコスト平均法が、損するかもしれない…という不安をどうやって解決してくれるのか。
実際に皆さんに投資先を選んでもらい、見ていきましょう。
わかりやすく紹介するために下記の2つを比較して考えてみますね。
- 毎月定期的に一定額を投資する「ドルコスト平均法」
- 資金をドーンと一括で投資する「一括投資」
一括投資vsドルコスト平均法|計算方法も図解
まずは一括投資から見ていきましょう。
①100万円を一括投資
次の4つの株式の相場があります。そして今回、皆さんは将来の相場まで想定できたとします。
さて、ここで皆さんは手元に100万円を持っているとします。
1ヶ月目に100万円を一括投資して、11ヵ月後に売却するならA、B、C、Dのどこに投資しますか?

税金や手数料の計算は一旦省きます。
いかがでしょうか?
そうですね。これは高く売れそうなCが良さそうですね。
では、念の為、それぞれの結果を見ていきましょう。

【Aのシミュレーション】
1株=1,000円の時に1000株買いました。
1000株もっていて、株価は上がったり下がったりしながら最後は1株500円で売ってますので
結果は、1000株×500円で50万円です。
【Bのシミュレーション】
1株=1,000円の時に1000株買いました。
1000株もっていて、株価は下がったり戻ったりしながら最後は1株1,000円で売ってますので
結果は、1000株×1,000円で100万円です。
変わらずですね。(※実際には売買手数料がかかるのでちょい負けます)
【Cのシミュレーション】
1株=1,000円の時に1000株買いました。
1000株もっていて、株価は上がったり戻ったりしながら最後は1株2,000円で売ってますので
結果は、1000株×2,000円で200万円です。
皆さんの思った通りCが一番得していますので、正解です。
ここまで来るともう負けゲーだとわかってしまったDも一応見ておきましょう。笑
【Dのシミュレーション】
1株=1,000円の時に1000株買いました。
1000株もっていて、株価はいきなり激下り。その後上下しながら最後は1株300円で売ってますので結果は、1000株×300円で30万円です。
ここに投資してしまった人は残念ながら大負けですね。
さて、それぞれの結果をもう一度見ておきます。
| 投資額 | 結果 | 勝ち負け | |
| A | 100万円 | 50万円 | × |
| B | 100万円 | 100万円 | △ |
| C | 100万円 | 200万円 | ○ |
| D | 100万円 | 30万円 | × |
Cだけが勝てました。なかなかシビアな結果です。
実は一括投資は、簡単ではなく初心者向けではないのです。
100万円を10万円ずつ投資:ドルコスト平均法
さて、続いてドルコスト平均法を見てみます。相場は同じA、B、C、Dの相場だとしましょう。
100万円を10万円ずつ10回(10ヵ月)に分けて投資していきます。
そして最後の月に今まで持っていた株を全て売却します。

では聞いていきます。
A、B、C、Dのどこに投資しますか?
10回に分けて、値動きの異なるタイミングで買うことで、結果が少し読みづらくなりましたね。
それぞれの結果を見ていきましょう。
まずはAのシミュレーションから。

1ヶ月目は1株=1,000円の時に10万円投資したので100株買いました。
2ヵ月目は1株=600円の時に10万円投資したので167株買いました。
3ヵ月目は1株=900円の時に10万円投資したので111株買いました。
これを4ヵ月目、5ヶ月目、…10ヵ月間続けていきます。
すると10ヵ月目終わった時点でトータルで2096株買えますね。
これを11ヵ月目に1株=500円で売りますので最終的には500円×2,096株=1,048,000円になります。
+48,000円です。
ドルコスト平均法をリンゴで解説
わかりづらい方は、株をりんごにたとえて考えてみましょう。

(ちょっと高級なりんごですがww)
1ヶ月目は市場価格でりんご1個=1,000円の時に10万円分買ったので100個買いました。
2ヵ月目は市場価格でりんご1個=600円の時に10万円分買ったので167個買いました。
3ヵ月目は市場価格でりんご1個=900円の時に10万円分買ったので111個買いました。
これを4ヵ月目、4ヶ月目、…10ヵ月間続けていきます。
すると10ヵ月目終わった時点でりんごはトータルで2096個買えますね。
(りんごが腐らないと仮定して)これを11ヵ月目に市場価格でりんご1個=500円で売りさばきますので、最終的には500円×2,096個=1,048,000円になります。
利益は+48,000円です。
続いてBのシミュレーションいきましょう。

1ヶ月目は1株=1,000円の時に10万円投資したので100株買いました。ここは同じです。
2ヵ月目は1株=500円の時に10万円投資したので200株買いました。
3ヵ月目は1株=1,000円の時に10万円投資したので100株買いました。
これを4ヵ月目、5ヶ月目、…10ヵ月間繰り返していきます。
すると、10ヵ月目終わった時点でトータルで1500株買えますね。
これを11ヵ月目に1株=1,000円で売りますので最終的には1,000円×1,500株=1,500,000円になります。
利益は+50万円です。
では、一括投資で唯一利益を出したCのシミュレーションにいきましょう。

1ヶ月目は1株=1,000円の時に10万円投資したので100株買いました。ここは同じです。
2ヵ月目は1株=600円の時に10万円投資したので167株買いました。
3ヵ月目は1株=1200円の時に10万円投資したので83株買いました。
これを4ヵ月目、4ヶ月目、…10ヵ月間繰り返していきます。
すると10ヵ月目終わった時点でトータルで919株買えますね。
これを11ヵ月目に1株=2,000円で売りますので最終的には2,000円×919株=1,838,000円になります。
+83万8,000円です。
さて、最後に一括投資では散々な結果になってしまったDのシミュレーションにいきましょう。

1ヶ月目は1株=1,000円の時に10万円投資したので100株買いました。ここは同じです。
2ヵ月目は1株=150円の時に10万円投資したので667株買いました。
3ヵ月目は1株=100円の時に10万円投資したので1000株買いました。
これを4ヵ月目、5ヶ月目、…10ヵ月間繰り返していきます。
すると、10ヵ月目終わった時点でトータルで8267株買えますね。
これを11ヵ月目に1株=300円で売りますので最終的には300円×8267株=2,480,100円になります。
利益は+148万0100円です。
なんと一括投資ではボロボロだったDが一番利益が出ましたね。
よくある質問
ドルコスト平均法が負けにくいのはなぜ?
さてここから学びをまとめていきます。まず、投資の成績は、売却時の「値段×量」です。
多くの方にとって気になるのは値段ですが、「何株もっているか」の量の視点が重要です。
ドルコスト平均法では、購入のタイミングを分散して買っていますので、安い時も高い時も一定額を購入します。
これによって毎回買える量は変わりますが、保有する株の量は着実に増えていきます。
そして初心者の方は株価の下落が怖くなってやめてしまうのですが、これが実は一番もったいないパターン。
ドルコスト平均法なら下落の時は株価が安くなった分、より多くの株数が買えてますので焦ることはありませんよ。
ここがポイントで、不況時にも「安くなったからたくさん買える」というメンタルをモテるのがドルコスト平均法の良いところです。
なぜなら、ドルコスト平均法では、全期間の平均購買単価>最終売却単価の状態で売却できれば勝てます。
つまり、買うタイミングを分散&毎月固定額の投資をしているので、高値で大量に買ってしまうことを防いでいるのです。
簡単にいうと、最終的にグラフが右肩上がりになっていれば勝てるのです。
これなら右肩上がりの市場さえ選べれば、途中経過を気にせずに、毎月積み立てるだけでOKです。
ということでドルコスト平均法のメリットをまとめておきます。
ドルコスト平均法のメリット
- 定期的にコツコツ買うだけ
- 高値づかみのリスクが減る
- 暴落時も買い続けられるメンタルが持てる
ナンピン買いとの違いは?



まず、難平の「難」は損失のことで、それを「平均化」するので、難平と書きます。
例えば、株を買った後に、自分が買った時の株価より下落してしまったとします。
その際に、最初に買った時の値段より下がったしまった値段で買い増しをすることで、1株あたりの買い値(平均取得価格)を下げる手法です。
ドルコスト平均法と少し似てますが、以下のように違います。
- ドルコスト平均法:株価が上がって下がっても定期的に一定額を買い続ける
- 難平(ナンピン):買値よりも現在の価格が下回っている場合に追加で買い増す
ドルコスト平均法では"絶対に"負けないのか?

「あれ、A、B、C、Dの全部プラスじゃん!」と思われた方。鋭いです。
「結局、勝てる風に見せてるだけかよ。うさんくさい。」なんて言われそうですね。
ドルコストが必勝法っぽくなってしまいましたが、実は必勝法ではなくドルコスト平均法でも負けやすい相場はあります。
意外と多くの日本人が投資してしまっている市場です。下記記事にて解説します。
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