このような疑問を解決します。
▼本記事の内容
- Wiseで送金できない原因10個を網羅
- それぞれの原因に対する解決策を紹介
- それでも解決できないならヘルプセンターへ連絡|やり方
▼本記事の信頼性
▼筆者の経歴
- 海外の長期滞在歴があり、現在も年に4回以上、欧州やアメリカへ渡航
- 元金融機関FPで独立系ファイナンシャルプランナー
- クレジットカードやデビットカード、海外送金などの金融記事を300本以上執筆
本ブログ記事では、ワイズで送金できない時の原因と対策方法を紹介します。
この記事を読み終えた頃には、95%の方は問題が解決し送金できていることでしょう。
目次から該当しそうな箇所を確かめてみてください!
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ワイズ(旧TransferWise)で海外送金できない10のケース
- 週末や土日休日、祝日を挟んでいる
- マイナンバーがない
- 入力情報を間違えている
- 受け取り銀行で止まっている
- 送金側の銀行でミスがあった
- 国の規制で送金が止められてしまった
- 受取銀行が指定通貨の受け取り不可
- 送金額が少なすぎ:1回150円未満
- 送金額が多すぎ:1回100万円以上
- ワイズが使える国ではない
ワイズでお金を送れない場合は、ほとんどが上記です。
今回の送金で上記に該当するものがありますか?上記にもなさそうならブログ末に掲載のヘルプセンターへ連絡してみましょう。
では、一つ一つ対処法を解説しますね。
週末や土日休日、祝日を挟んでいる
この場合は銀行の営業日を確認してみましょう。
海外送金の手続きは銀行の営業日のみに行われるため、週末や祝日などを挟む場合、着金までに時間がかかることがあります。
これは日本の祝日だけではなく、海外の祝日にも当てはまります。
さらに、海外送金では送金元と受取先の銀行の間に、中継銀行が入ることがあります。この中継銀行が送金・受取銀行とまた別の国の銀行である場合、その国の祝日も考慮する必要があります。
マイナンバーがない
日本から海外へ送金する場合はマイナンバーが必要です。
日本から住所を抜いている海外在住者(非居住者)でマイナンバーがない方だと、日本国内の自分の口座から海外の口座への送金はできないです。
ワイズ以外の手段で送金しましょう。
入力情報を間違えている
送金に必要な下記の情報などを誤って入力した場合も、お金が届かないです。
よくある入力ミス
- 受取銀行のSWIFT(スイフト)コード(SWIFTコードチェッカーで確認する)
- 受取銀行名/支店名
- 銀行住所(ローマ字)
- 受取人口座番号(ヨーロッパの場合はIBANコード)
- 受取人名(口座名義と完全に一致している必要がある)
- 受取人住所(ローマ字)・電話番号
IBANコードとは?
英語で「International Bank Account Number」の略で、銀行口座の所在国・支店・口座番号を特定するための統一規格のコードです。外国送金のエラ-削減や処理の迅速化、コスト低減のために使います。
SWIFTコードとは?
国際送金などの際に相手方の銀行を特定するための《金融機関識別コード》で、国際送金等の業務が正確かつスピーディーにできます。BIC(ビック)コードとも呼ばれることもあります。
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受取り銀行で止まっている
という方はおそらくこれです。
送金が受取銀行まで届いたものの、受取人の口座に入金されていないという事態が考えられます。
例えば、送金の種類・銀行によっては、送金依頼書の備考欄(Further Creedit to)に受取人の口座番号と口座名義を記入しなければいけないことがあります。
そこが未記入・間違っている場合、受取銀行まで資金が届いても、受取人の口座に入金されないという問題が生じます。
その場合、送金依頼書の控えを受取側の銀行にメールするなどして送金の事実を伝え、送金先の口座に入金するよう指示を出します。
送金元の銀行でミスがあった
Wiseで申請をした情報と送金元となる銀行で、送金情報や通貨のミスマッチがあると送れないです。例えば以下のケース。
- 送金指示のミス
- 通貨の両替ミス
送金元の銀行に問いあわせ、何が原因なのかをしっかり突き止めましょう。
原因が分かれば、銀行側が対処してくれるか、送金人が組み戻し手数料を払って送金をキャンセルすることができます。
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国の規制で送金が止められてしまった
例えばですが、アメリカのOFAC規制に該当する場合は送金できません。
OFAC規制とは?
Office of Foreign Assets Controlの略。アメリカの財務省外国資産管理室(OFAC)が外交政策・安全保障上の目的から、米国が指定した国・地域や特定の個人・団体などについて、取引禁止や資産凍結など講じる措置。
OFAC規制は、米国人・米国金融機関を含む米国法人のほか、米国内に所在する外国人・外国法人に適用され、主に米国で決済される米ドル建取引が規制の対象になります。
例えば、米国に駐在している人が下記の国やエリアへの米ドル送金や該当する取引の場合などです。
- キューバ、イラン、イラク、北朝鮮、スーダン、シリア、ジンバブエ、ベラルーシ、イエメン、ソマリア、リビア、コンゴ民主共和国、ロシア、ベネズエラ、レバノン
- 違法ダイヤモンド取引、麻薬、核拡散、テロリズム行為に関連のある取引
残念ながら、この問題は現状では解決策はありません。
受取銀行が指定通貨の受け取り不可
「香港ドルで送金したが、受取り口座は日本円と米ドルのみ取り扱いをしていた」などの場合です。
特にマイナー通貨を日本国内に送る場合は受け取り銀行で取り扱いがあるか、該当通貨の外貨預金口座を作れるのかを確認しましょう。
もし外貨のままでは受け取れない場合は、日本円に戻すなどして受け取ります。
送金額が少なすぎ:1回150円未満
ワイズで送金できるのはいくらからなのかというと、手数料を差し引いても送金先に残る金額です。
日本円なら少なくとも133円が送金の最低金額です。
こんなことをする方はほぼいないと思いますが「試しに100円だけ送ってみよう」と思うと手数料負けして送れません。
ちなみにシミュレーション上では、150円なら送れそうです。
送金額が多すぎ:1回100万円以上
Wiseでは、大量のお金を一気に送ることもできないです。
ワイズで送金できる上限金額は1回あたり100万円までです。
100万円以上の大金は、100万円以下に設定して数回に分けて送金することで解決します。
ワイズを使える国やエリアではない
残念ながら、ワイズが対応していない国やエリアではサービスが使えません。2022年2月現在の対応国/エリアは下記です。
- アルゼンチン
- オーストラリア
- バングラデシュ
- ベナン
- ブラジル
- ブルガリア
- ブルキナ・ファソ
- カナダ
- チリ
- 中国
- コロンビア
- クロアチア
- チェコ共和国
- デンマーク
- エジプト
- ヨーロッパ
- ジョージア(グルジア)
- ガーナ
- ギニアビサウ共和国
- 香港
- ハンガリー
- インド
- インドネシア
- イスラエル
- コートジボワール
- 日本
- ケニア
- マレーシア
- マリ
- メキシコ
- モロッコ
- ネパール
- ニュージーランド
- ニジェール
- ナイジェリア
- ノルウェー
- パキスタン
- ペルー
- フィリピン
- ポーランド
- ルーマニア
- ロシア
- セネガル
- シンガポール
- 南アフリカ
- 韓国
- スリランカ
- スウェーデン
- スイスとリヒテンシュタイン
- タイ
- トーゴ
- トルコ
- ウクライナ
- アラブ首長国連邦
- 英国
- アメリカ合衆国
- ウルグアイ
- ベトナム
- ザンビア
詳しくはこちらのページにて確認してみてください。
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